話しても 捉えても 極極単純に動く それがいい 噛んだり 休んだり 間違いはなく、決まりのない わたしは 何でも わたしだけ? つめたくあたたかい世界愛して 進んだり 戻ったり している この空気 振動 寄せては返す 僕らのこと 久しぶり、 と思えるほどに近い天井白い壁 粒子 空気 吸える透明 みえるもの ああ ここがわたしの部屋だったのに 忘れていたの 光って体温示していく あふれている/ありふれていない ワイプする画面 右から左、左から右 ふさふさのしっぽを揺らしながら 嬉しそうな犬が 徐々に近づいてはぺろぺろ おはよう おでこらへんに張り付いた映像が ぺろぺろ剥がれゆく 夢日記を書こうにも 手綱は燃えた、鳩がないてる わたしの手 わたしの目 ひらひらときょろきょろとわたし わたしの思いが動くと、 頭へ伝い動き、 そして流れるようにこの目は 「見る」動きで、 またわたしの思いを動かしている 誤魔化している暇もなく 課している 無意識の延長で なんてはやい なんてうつくしいの 憂いも悲しみも自在に わたしは動くのだろう らるらりら ら ら らら プロテイン、プロテイン 動いて、動いて プロテイン、プロテイン 動いて、動いて 亀と暮らす日々は奇妙にも 繰り返す筋力 犬と暮らす日々は奇妙にも 繰り返す筋力 また誰かが間違って 押したコンティニュー 日光浴してお、お、おお~ 甲羅に良き ビタミンの D 明るい日差し嘘みたいな晴れのもと セットのような、セットのような 公園で歌でもどう?どう?どう? カメも犬も確かにそこにいて 本質は同じように「僕ら」である のそのそ も とことこ も 陸も海も何もかもが そう、能動的な創造の繰り返しで 成っている その方法がわたしを踊らせてくれる かもしれない と今は思う 話しても 捉えても 極極単純に動く それがいい 噛んだり 休んだり 間違いはなく、決まりのない わたしは 何でも わたしだけ? つめたくあたたかい 世界愛して 進んだり 戻ったり している この空気 振動 寄せては返す僕らのこと