秋晴れの空 草は揺れて擦れる 飛行機雲はだんだんと消えてく 鼻歌が聴こえたような気がして 周りを見ても風が笑うだけ あなたに言いたいこと 今更溢れている あの時伝えた 言葉は「ごめん」くらいか 何も言わずにただ抱きついてくれた あれが別れと お互いが感じてた それでも僕は東京に戻って行った 見捨てた訳じゃない お互い分かってた あなたに言いたいこと 今更溢れている あの時伝えた 言葉は「行ってきます」 声よ 届け 声よ 美容師になって あなたの髪を切るから それまで伸ばしてくれて構わない 交わした約束は何一つ守れず 裏切り続けてた裏切り続けてた だけど聞いておくれ あなたが褒めてくれた ピアノはまだ弾いてる ロックをやっているよ あなたは知らないだろう 燃え尽きるその時まで 僕は手を離さなかった 僕は手を離さなかった あなたをひどく傷つけ それでも僕は進んだ 空から見ていておくれ なぁ、まだまだ見ていておくれ