「あんたの創るものは デジャヴだ。」 破落戸(ごろつき)の様に 他人が嘲笑(わら)う よく言われます なんてヘラヘラ 持ってる酒を顔面に掛けてやりたい あなたを非難すればする程 嗚呼 自分も 見窄らしく惨めに変わるよ 嗚呼 神様 降りて来て 誰もが恋する様なメロディ 代償を支払わずにイージーな人生で コメディみたいなら良い 飾りも纏わずに 模(かたど)る輝かしい栄光 血統も関係無く 環境も関係無く そんなの本当は無いもんな 「お前の彼女、悪女。 もっと良い娘 うじゃうじゃいるよ。」外野が言う 言われてみれば落ちる疑心暗鬼 尻尾が覗いた 隠して 信じていたい 「私を疑っているのでしょう?」 嗚呼 その眼が 僕の胸をジリジリ焦がすよ 嗚呼 空から降りて来た 誰にも穢されない天使が 真実を片手間に偽善を謳いながら 僕らを地獄に推す 花火に照らされた 尚更に美しいあなたが 利益も関係無く 立場も関係無く 愛してくれたら良いのにな 広がる荒野に見えたのは いつかの爛れた僕達で あなたは錆びた剣を取り 大地に突き刺し 立ち上がる 嗚呼 あなたを失って 死にたい様な事態に成っても 感傷を反故にして 愛情を捧げながら 波打つ時代を駆る 嗚呼 正義のヒーローに 成れ無い儘大人に成ったよ 自らの手を汚して 今尚胸に宿る 理想の戦士がはためいているよ