一筋の灯の列が ひび割れた大地を照らす 闇よりも更に黒めく 嘆きの主が群がる 身勝手な絵描きはただ逃げるだけ 守れると信じていたが いつの日にか壊れていた 故郷の空 心の中 永遠に輝け 二度と戻れぬ迷路を 地上絵は過ぎゆくのか 声の限り呼び止める 最後の遠吠えにも気付かぬまま 太陽が消えるその日に 流れる天の絵画よ 生まれくる野生のために 永遠に輝け 箱船に乗れぬ報いは 切り倒され食い散らされ 愛という言葉の裏側で 身代わりに捨て去られる 二度と戻れぬ扉を 地上絵は出てゆくのか 声の限り呼び止める 最後の遠吠えにも気付かぬまま