もう後戻り出来なくなりそう 愛していた 君の頭文字 打ち込んでみる 発信ボタン 押せずに閉じる 「終わらせるんだろう?」 「これで良かったんだろう?」 そう思えば 思うほどに 染み付いた 温もりを 奪われていく のが 怖い 多分ここじゃないよ 君の場所は なのに どうして 惹かれてしまうの もう後戻り 出来なくなりそう 嘘じゃなく 愛していた ポケットの中 震えてるのは 僕を呼ぶ 君からのメール 流れる音は 君の好きだった 僕が歌う 冴えないラブソング 何処までも 付き纏う 亡霊のような この 想い 多分ここじゃないよ 君の場所は なのに どうして 微笑んでくれるの 綺麗事じゃ 済まされなくても 嘘じゃなく 愛していた 出会った事が 悪いわけじゃない ただ二人 遅過ぎたと 言い聞かせて みようとしても 無駄だと 分かってても 抑え切れぬ 思い重ねた 偶然交差点で 君を見付けた あの日 僕に 気付いたろうか 見せた事も 無いような顔で あの人に 笑うんだね 多分ここじゃないよ 君の場所は なのに どうして 惹かれてしまうの もう後戻り 出来なくなりそう 嘘じゃなく 愛していた