自分を信じることを やめてしまったあの子は 代わりに誰かのことを 信じたいと思った 「あたしは弱い人で きっとあなたがいないとだめね」 なんて言いながら泣くことはなくて 瞼の裏に隠したまま 人間だもの そんなには 強くないのにな 隠すことばかり上手くなって もっと素直に生きたいのに 白い息がこぼれる 駅前の歌に足が止まる 捨てられずにいた大事な夢は 心のどこかにひっかかったまんまで 人間だもの 沢山の夢があるのにな 叶わないなんて誰が決めた? 叶えるのはあなたなのに 世界中でたった一人の あなたなのにさ 嫌いになんかならないでよ 信じたいよ 信じてあげてよ 人間だもの そんなには 強くないからさ それはきっと一人きりじゃ 生きられない証拠だから 人間だもの それでいい その一歩を進めばいい 行きたい道に進めばいい