嗚呼 悲しみよ さよならしてくれないか 君の事ばかり考えてしまっている 嗚呼 長い坂が 遠くまで続いてる あの時高い空に連れてかれたのさ 壊れた時計の針が進まない様な僕さ もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 歩道橋の錆びた手すりの匂いは 今でも残ったままさ もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 君が見たはずの夕日の赤が 滲んで広がっていくよ 嗚呼 そちらには 季節はめぐるのか? 寒がりな君の事考えてしまうわけさ 嗚呼 雲の切れ間に 君を見た気がしたよ 些細な出来事に君を映すのさ 泣きじゃくる子供の様に 座り込んで動かない僕さ もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 壊れた街灯がチカチカしだして 僕に帰れと言うのさ もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 僕だけが見てた夕日の赤は どこにも見当たらないよ (壊れた時計の針を 元に戻そうとしたかて そういう事は絶対に出来ない そやから どうしても前を向いて 前を向いて 歩くしかないんじゃ) もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 歩道橋の錆びた手すりの匂いは 今でも残ったままさ もう一度 もう一度 君と見ていた空が見たかったのさ 君が見たはずの夕日の赤が 滲んで広がっていくよ 嗚呼 悲しみよ さよならしてくれないか 君の事ばかり考えてしまうのさ