輝いた水玉の昼下がり 鮮やかなオレンジの雨上がり …待って! 瞳が今キャッチした光の粒 鼓膜に今ヒットした音の雫 もぎたてのフルーツの しぼりたてのジュースを 透明なグラスへと 注いでるような 何気ない瞬間に何もない週末に カラフルなパラソルを 開いてるような 大空に七色のつづれ織り 水たまりに浮かびあがる タペストリー…だって! 世界は生まれたての光の粒 心に輪を広げた音の雫 はみだしたクリームと 零れそうなミルクを 銀紙のスカートで隠してるような ありふれたバカンスも つまらないロマンスも 甘いツユが空から ホラ降ってくるような ドーナツの輪の中で メビウスの輪の上で 終わりのない円舞曲を 踊っているような 暗闇の明るさを知る 静寂の音を聴く 来るはずのない人を 待ち続けているような もぎたてのフルーツの しぼりたてのジュースを 透明なグラスへと注いでるような 何気ない瞬間に何もない週末に 甘いツユがすべてを 濡らしてるような