西陽が 差す頃 舞台は 始まる 薔薇を 抱くように 抱かれている ヒロイン 次のシーンは 時間経過 なのに心が動けないの… 私の中で 誰かが叫ぶ 呼ばれたがる名前 わがままなほど 淋しがりやで もてあます強がり 贅沢な時を つめこみ 汗ばむ 声が付属する 涙があふれてきて 次のシーンは ジゴロの歌 どうか 静まり返らないで… 私の中の フェイクな声は 揺られたがる アクト わがままなほど 抱かれたいのに もてあます優しさ 私の中で 創られている わかりすぎる アクト わがままなほど あなたがほしい こわれそうなの わたしの中の 深呼吸には 飾りたがる吐息 わがままだけど 続けられない ほんとは そう ちがう