あなたを祝えないあたしが許せない 都会には星が多すぎて 飛び込んで来たCongratulation 明らかなるマウント あやかりし有象無象 同じ所で高み目指し 同じ事で馬鹿言えたし 同じペースで踏む塁 何となく信じてた 褒めたがりな素人認定"日本一" 真に受けて信じ込んだ有頂天な猿た ちに 救いの一矢を放て 目を覚ませ お前は何故 人の評価を繰り返して 重ねて満たされてんだよ 「唯一」だって「No.1」でしょ? 自分の光が見えないんだよ あなたを祝えないあたしが許せない 都会には星が多すぎて 誰かを照らせない そんなに器用じゃない 目の前の道も見えないのに 主人公が大技決めて「なんてやつだ !」 って観客が湧く それを読んで昂る 「なんで奴が?」なんて思わない 物語の主観は既に彼にあると知って る けどリアルならば嫉妬 いつまで続く? きっかけ作るにもいつ実を結ぶ? それまで渡せる花束なんてない もうない おもんない 脳内荒れ放題 貰ったはずの星がもうここじゃ見え ない 「続けていればなんとかなる」と 数千円の占いに縋ってたけど 真っ直ぐ歩けないあたしが許せない 都会には山が多すぎて 誰かを担げない そんなにタフじゃない 自分の期待も背負えないのに 咲き揃ったとしても 薙ぎ伏せられるのがオチだ 濃淡は必須だ 一つの樹だって薄々分かってるのに あなたを祝えないままじゃ報われな い この手は血豆が多すぎて 抱き合い笑えない せめて乾くまで 都会には星が多すぎて