私きっと傍にいたなら 黙り込んでしまうのかもね 変に思われてしまうのなら いっそ透明のままでもいい 風に膨らんだカーテンから 潜り込んだ小さな空が 栞を挿したそんな気持ちに 光を落とすの だけどね キライにならないでね 私 あなたに 嫌われてしまうなら・・・ どんなに遠くて どんなに閉ざしても 比べてしまったら 切ないのに 誰かさんみたいに笑って泣いて なんて出来ない ひとつ嘘 ひとつの歌 忘れてゆけない 莫迦みたいでしょって 曝け出すことも出来ない 子供のようにお道化たなら 赦してくれるの? 気付かなくていい 今はただ この窓際で 振り向けば その色とりどりに あなたがいる 私も何か色に染まって 背景の中に溶け込んだら 好みの色か そうじゃないのか 振り分けられてしまうのでしょう だからずっとここにいるから あなたの邪魔にならないように 気紛れに振り向いた窓辺で 光を翳すの それでも 記憶になりたいのに 私 あなたに 嫌われてしまったら・・・ どんなに想って どんなに願っても 憂いでしまうから 動けない 誰かさんみたいに結んで解いて なんて出来ない ひとつの糸 ひとつの恋 重ねてゆけない 情けないよねって 噛み締めることも出来ない 大人のように澄ましたなら 見つけてくれるの? 眺めていたい 今はただ この絵の中で 色とりどりの その真ん中に あなたがいる 私この指も髪も 触れられなくていいから せめてあなたの額縁になって 佇んでいたい 誰も通わないこの窓際で あなたをずっと閉じ込めていたい 記憶の中で同じ空を 見ていたい・・・ 誰かさんみたいに笑って泣いて なんて出来ない ひとつ嘘 ひとつの歌 忘れてゆけない 莫迦みたいでしょって 曝け出すことも出来ない 子供のようにお道化たなら 赦してくれるの? 誰かさんみたいに結んで解いて なんて出来ない ひとつの糸 ひとつの恋 重ねてゆけない 情けないよねって 噛み締めることも出来ない 大人のように澄ましたなら 見つけてくれるの? 気付かなくていい 今もまだ この窓際に ただあなただけ 色付けている 私がいる