イデアを嗤う世界を 射抜いて 射抜いて 名付けようない何かを背負って 今日まで来た 全て言葉で描ける程度の モノじゃない 明日を明日だと受け止めきれない 僕らでは それをどうにか象る術など 持っちゃいない 砕けた心の 欠片を集めて 僕ら声を取り戻すんだ 掴んだこの手もう離さないで 今に消えてしまうから 嗚呼、どうか君のままでいて 時代が残酷に加速したって 夢が潰えてしまったって その鼓動を譲らないで 走って 転んで やっと手にした孤高で イデアを嗤う世界を 射抜いて 射抜いて 有象無象の喧騒だとかに惑うほど いとも容易く手放す ちゃちな想いなど無い 嘘が嘘だと片付けられない僕らには 夢見心地なこの鳥籠は 似合っちゃいない 望まぬ終わりを 望まぬままなら 旅もここで終わっちゃいないんだ 繋いだその手もう離さないと この胸に刻むから 嗚呼、どうか君のままでいて 凍えたこの星でただ一つの 灯火を宿している その鼓動を譲らないで 悔やんで 沈んで それでも這い上がって イデアを嗤う世界を 射抜いて 射抜いて 正しさだけが答えの全てなら 夜に怯える僕らの明日は 来ないだろう 失っても 何回でも 抗う為に間違ってみせるから 掴んだこの手もう離さないで 今に消えてしまうから 嗚呼、どうか君のままでいて 時代が残酷に加速したって 夢が潰えてしまったって その鼓動を譲らないで 走って 転んで やっと手にした孤高で イデアを嗤う世界を 射抜いて 射抜いて さあ 滲んだ傷の分だけ叫んで イデアを嗤う世界を 射抜いて 射抜いて 射抜いて 射抜いて