嗚呼、今、只、空、見ている。 今、只、空。 あ、いま、ただ、そら、みている。 今更、ただ。 時は2045年 大都会の空 空洞の淵で回る大きな回廊の行方は 生活の中に隠した小さな傷と 揺れて見える懐かしいあなたと 遊んでいるような 夢に襲われてしまう この瞬間 手のひらを見つめれば 今日だって悪くない一日だと思える 僕はそれだけで良いけどなぁ なんて。 静止軌道上空のあなたへ いつかの僕のことを 覚えているだろうか 静止軌道上空のあなたへ いつかの僕のことを 覚えているだろうか 静止軌道上空のあなたへ 僕は音楽に愛されていただろうか