どこに向かって いけばいいんだろう 気づけば影が 僕を追い越した 君といた時間 巻き戻せたら どんなに そう願ったことだろう 降り続く雨 心と同じ 視界は滲み 前が見えなくなって 儚くゆれる 灯さえも 消えてなくなってしまいそうだ 必死に前だけを向いて 振り返らずに歩いてた でもそれが前ではないと知ったら もう、わからなくなった どんな景色を見ていても また すぐに君を重ねてしまう 何を隠そう だって君はね 僕の人生を彩ってくれたんだ 花が優しくゆれている 君が笑っているようで 忘れてた感情 一筋の光 僕の頬も緩んだ ふと見上げれば 空青く そよ風が頬をくすぐる 思い出したんだ 小さな悦び やわらかく 澄み渡ってく 記憶の中の君のように ずっと笑っていてほしい 幸せのかけら 探し集めてく もう心配しないでね。 さあ、今を、この瞬間を 抱きしめて生きる