手に入らないものなんて 最初からいらないよ 綺麗な水辺に咲いている花とか 身を乗り出して手を出せば 傷つくことばかり 綺麗な瞳に僕を映さないで ねえ、色んな夢が見たいのさ 太陽も月も殺して君を攫う夢 ねえ、色んな言葉が使えたら 神さまだけを憎んで暮らしていける 手に入らないものばかり 増えてってしまうから 綺麗な夢とか今すぐに持ってってよ 君だってそりゃあ食うんなら そんなんがいいだろうな 綺麗な瞳は君の腹ごなし ああ、沈んだ心が砕けたら 君ならば全部捨てて笑ってくれる? ああ、うろんな現で逢えるなら 枕を分けてさよなら。 僕を泣かせないで 物言わぬ君が 隣にいるだけでいいのさ 肩を貸してくれないか? 少し眠いから 物言わぬ君が隣で 微笑んでくれたなら 僕の空想も全て差し上げますから あなたのことを憎んで 暮らしていける