ゆらゆらゆら 揺れて 不要な物一つ一つに 名をつけて仲間にして 自分だけの城を作って 敷かれたレールの未来 「希望」の文字で取り繕って 「気持ち悪いなこれ」って いつだって 至って普通でさ 未完成って自覚もあってさ それでも歩けば人ゴミに塗れる なんだって 「俯瞰」に隠れては すぐ振り出しに戻してさ 明日を映すプロジェクター 掠れていく たぶんそういう時って 決まってそうで 有りもしない因果関係 鳴らして 馴らして 期待しなけりゃいいのにって 冷め切った私は 浮世を漂う海月 ゆらゆらゆら 揺れて 欲しい物の一つ一つに 理由つけて諦めて 今のままで十分って 引かれた生命線の上に 迷路作って彷徨って 「どっちだっけなこれ」って いつまでも イタチごっこさ 目眩するから目瞑ってた 其の場凌ぎが日常になってく いつからか ゼリーみたいにさ 少しずつ色褪せていた 足りないくらいが ちょうどいいのかな たぶんこういう発想の裏って 自己暗示とかそういうことで 鳴らして慣らせて 曖昧にしとけばいいのにって 冷め切った私は 浮世を漂う海月 ゆらゆらゆら ほらね 見間違えた風景も 描かれたこの情景も 無意識な感情も それぞれの関係も Ah~ たぶんこういう心情の裏って 生きてくとかそういうことで 息して 生き捨て 曖昧にしとけばいいのにって 冷め切った私は 気ままに漂う たぶんそういう時って 決まってこうで 有りもしない因果関係 鳴らして 馴らして 期待しなけりゃいいのにって 冷め切った私は 浮世を漂う海月 ゆらゆらゆら 揺れて 揺れる