光る街路樹に 君は足を止める 賑わう街の人の波間で ひとりぼっちで 雪の前兆(まえぶ)れの空 見上げる涙に いくつ哀しい夢があふれて 淋しさ知ったの いつかひとりのひとが きっと君を見つけ出すよ その切なさは 愛に出逢うためにあるから 遠い夏の日の 君が微笑う写真 ずっと大事にしている訳を 誰も知らない 氷の息を吐いて 雪空の下で 弱い心を君は支える 変わらぬ笑顔で… あの夏服の頃を 悲しい日は想い出して 優しい事は間違ってないと 何度でも気がつくよ たったひとつの愛を 生きるために生まれたんだ 愛は傷んだ心にだけ 架かる夢だよ いつかひとりのひとが きっと君を見つけ出すよ その切なさは 愛に出逢うための道程