高い空 羽ばたく 迷いの 胡蝶 君に 出会うため僕は 風に発つ 見慣れた目に映す 世界 今も変わらずいられたら 君を焼き付けても 刻の波が想いさえ 消してゆく 何度繰り返し 何度奪われて それでも 僕は進める 白む夜 影を背にして 終焉の先へ 君を探して 光が差し込むまで 目を開けても覚めない 現実 朧に 揺らぐ真実は 遠く 手のひらに残る 願いの砂は落ちていく 幾千の星が 天に環を描く 巡る 僕らの 軌跡 凍てる夜 君が星でもこの手を伸ばす 君を探した 輝く夜の中に 見知らぬ運命を彷徨い 強い風に押されて戻された 進み続けた先に 僕を待つ君のこと見つけた 何度繰り返し 何度奪われて それでも僕は 進んだ 白む夜 架かる影には終焉などない 君と紡ぐ世界で 幾千の星が 天に環を描き 番いの胡蝶は羽ばたく 明る夜 君がいるから恐れはしない 幾度 巡る運命でも 光は僕らに