月明かりに 射された心は 望んだ夢に 灼かれて枯れていた いつの間にか 僕だけここに居た 言い訳を 吐き出して 攫われたい ただ 願っていた理想像に 報われたいだけ 傷痕を辿って 抗えないほど 燻った本能は そこに居たい そこに居ない もう馬鹿みたい 夜の出口を見失って 今 何処に居るのだろうか 冷えた指で首を触って 呪いのようで 痛いんだよ 積み重ねた 嘘ばかり数えて 思い出せない きっと 攫われたい ただ 焦がれてた理想通り 救われたいだけ 指先なぞって 飲み込めないほど 溢れ出る本当は そこに居たい そこに居ない もう馬鹿みたい