春風の吹く街を 桜色染めあげた 満開の花の下 あなたがいました 季節は巡り巡り 花は散っていくのに 目を閉じた 景色だけ あの日のままです いつかの花びらを 覚えていますか 私だけ胸の奥 咲いていますか 星空を見上げては 流れ星を探して ささやかで 欲張りな 夢を願います もう一度巡り来る 桜色の季節に あの場所で 見上げたい あなたと二人 いつかの花びらを 覚えていますか あなたにも鮮やかに 咲いていますか つないでは 絡める指が 言葉紡ぐことはないと それでもいい せめて伝えて 心からこぼれた鼓動 もう一度巡り来る 桜咲く季節 もし許されるなら あなたの隣で いつかの花びらを 覚えていますか 私だけ胸の奥 咲いていますか