この町で僕が 生まれてなかったら 君に会うことは 間違いなくなかっただろう 隣の席で いつもさりげない優しさを 何気なくかけてくれた 君がいた 君は僕の憧れの人 一度も振り向いてくれなかった だけど心(ここ)に残るものを くれた君にありがとうと言いたい あれから何年 経ったのだろう 一度もここで 会ってはいないね 元気でいるのかな? 何か夢は持っているのかな? ここに戻ってくるたびに いつも思う 今も君がくれたあの優しさが ふと心の中に響く 戻ることのない気持ちに 揺らぐ幼き日々の恋 もしも願いが叶うならば もう一度でもいい君に会いたい あの場所で出会えたことを 心から君にありがとうと言いたい この町で僕が 生まれてなかったら 君に恋すること 間違いなくなかっただろう