どれだけの季節が巡ったとしても 声も匂いも忘れはしないよ 笑って元気だよって言いたいけど ありがとうはやっぱまだ言えないや 届かない想いは いつまでも色褪せずに眠るから 君が好きだったあの花に そっと閉じ込めていたくて この声が聴こえる? 離さないと願うほどに 積もる想いが怖くなって 震えた手で抱きしめた 君が流した涙を忘れない 君に伝えたいこと まだたくさんあって 言葉の カケラたちがうまくまとまらない 行きたい場所も一緒に見たい風景も おはようのキスさえ もう叶わないんだね ずっとそばにいたいよと 叶うはずのない想いが溢れていく それでも出会えたことだけで 心が幸せでした 君を愛していた 会いたいよと願うほどに 積もる想いが胸を締めつける いつまでも色褪せないから 目を閉じれば聞こえる君の声が 会いたいよと願う声は 遠くの空に浮かんで消えていく もう一度だけ聞かせてほしい 僕の名前を呼ぶ君の声を 離さないと願うほどに 積もる想いが怖くなって 震えた手で抱きしめた 君が流した涙を忘れない