眠る君の隣 うたた寝してた顔 さっきより ちょっとだけ 熱は下がったよ 目を覚ました君の 声に安心する 「なにか食べるもの」なんて 疲れも忘れてく いま心拍数が上昇 君に渡した処方箋 きっと笑顔になる朝 鳥が歌う どうして 赤い顔で 熱があるの? ほら おでこ合わせ 平熱で どうしてかな わからない 君のカルテ 見つめてみても ナイチンゲールの鳴き声が空響く 微熱さめないなら いつでも会いにきてね 待ってるから 優れない横顔 気づいて駆け寄った どうしたの? ちょっときて 熱は計ったの? 食欲ないんだね 睡眠も足りない 好きな人のことなんて 考えてるのかな? またいつもの私の冗談 珍しく君は真剣 ちょっと真面目になる いま君の言葉 どうして 恋をすれば 見えなくなる ほら 臆病でも大胆に 勇気出して 大丈夫 君の気持ち伝わる きっと 失恋に効く 薬はないんだけど もし恋破れたら いつでも会いにきてね 待ってるから 擦りむいた数だけ 痛みを知った数だけ ほら優しくなれるよ 君の横顔見て いま会いたくて どうして 赤い顔で 熱があるの? でも 36度7分 平熱で どうしてかな わからない 君の瞳 見つめていたら ナイチンゲールの鳴き声が空響く 微熱さめないから 明日も会いにきてね 待ってるから