夜の岬 ひとり灯すサーチライト 記憶の海を泳ぐの 夏の日 「いつでも忘れる準備は できているの」 なんてつぶやいている 風に消える 君と見てた対岸のネオンサイン 誘うように 赤く燃える ヘイブルー、今夜も心をさらうなら いっそこのまま 泳ぎきってしまいたいな 水面につたう涙はそう 私を映すリアリティ 次第にひろがるさざ波は 物ともせずただただ漂う 水紋がみせる仕草はそう ひとりでに咲く花のよう 叶わぬ願いは泡になり もう君はいない 君を見てた水上の面影橋 冷えた体 何も感じない ヘイブルー、 今夜も記憶をうばうなら いつか忘れるその時を許してね 水面につたう涙はそう 私を映すリアリティ 次第にひろがるさざ波は 物ともせずただただ漂う 水紋がみせる仕草はそう ひとりでに咲く花のよう 叶わぬ願いは泡になり もうここにはいない