祭りの音が 微かに耳を遊ばせ 今宵は誰が 誘われるだろう 暮れた夕陽を背に歩く こちらだって惑って 踏み出したとこよ 躊躇いを穿ち また朝の方から歩いてきたわ 雲ひとつもない生命だった 追い縋る 眩しい背中に見えた 逆光の中 陰を連れて したたかなれど 代わりに学んだ手口で 初めてだけは 補充が効かない いつか違う景色辿る時も どうか同じ杖を突き立てて 他はあるがまま 移りゆく事から逃げてもどうせ 追い付かれる その日は来るの 足跡を残して 歪なままで それでも強く踏みしめたら 誰も朝の方から歩いてきたわ 雲ひとつもない生命だった 追い縋る 眩しい背中に見えた 逆光の中 陰を連れて 移りゆく事から逃げてもどうせ 追い付かれる その日は来るの パレードは遠くに過ぎてしまえど 続いた列は紛れもなく