ディストーション

歌詞

歓楽街の喧騒は 今日も今日とて僕を笑ってる 乗り遅れた回転木馬の様 倍速で濁っているラ・カンパネラ 無為にしている約束を 数えないように街は踊る 皆同じ穴の狢さ 嘲笑うように きらめく摩天楼 泥濘む心を引きずって このまま遠くへ逃げ 出してしまえたら 正体は些末な逃避行 それでも何一つとて問題はない そうして今にたどり着いたんだよ 今フルボリュームで叫べ 譲りたくないもの一つだけ 僕じゃなきゃいけないんだよ 至極面倒な話だが 今フルボリュームで割れて 照らしてくれディストーション 朝焼けには遠い街で 無様なまま叫びたいだけ 頭の中で裁判官が囁くんだ "こんな日々に何の意味があるの" 代案なんて無しでアンサー 爆ぜてく音で塗りつぶしてくれ 最低だって構わないなんて 強がりを吐いて いつ来るかも分からん最終回に 怯えたくなくて 脱ぎ捨てていく甲冑 弾倉に愛を、散弾銃 やり上げていたいだけさ、 邪魔しないで！ 1から10まで全て 分かり合えない事知っても 君じゃなきゃいけないんだよ けったいだって笑ってよ 今フルボリュームで割れて 照らしてくれディストーション 朝焼けには遠い街で いつか灰になるんだ僕らは 知らないものが何か知らぬまま どこから来てどこへと 向かうんだろう 分かんないよ！ それなら僕らいっそこのまま ネオンが燃やしていくこの街の中で 踊り続けてたいずっと 明日を知らぬ我が身で 上手く笑えないままで それでも僕ら息をしてる まだ隣にいたいんだよ 散らかったこの世界で 今フルボリュームで叫べ 譲りたくないもの一つだけ 僕じゃなきゃいけないんだよ 誰がそれを笑っても 今フルボリュームで割れて 照らしてくれディストーション 朝焼けには遠い街で この手はまだ離さないで 僕らのまま叫びたいだけ