突き刺すような夜が 平穏でさみしくて 滑稽だ 正しく迷おうと 間違ったまま行こうと 映るのは 心のまま 醜くて やわらかで 退屈だ アカツキ 空っぽの僕は はじまりに 怖くなるけど 青い月 朗々と響く また会おう 少しだけ さようなら 夜は語りかけてる 繰り返し 「悲しまないで」 また、慰めみたいに 誰の思想もいらない ああどうか 風化しないで ただの朝や 言葉で わかったような ヒロイズムが 風が 思考をつくった その先に 君がいて 光みたいに 僕を救った アカツキ 歪んだその音が 耳鳴りにかわってしまったら もう一度 会いにいくよ 不安定な 僕へ君へ アカツキ 世界は歪な 形のまま 朝がはじまるよ 青い月 朗々と響く また会おう 少しだけさようなら さようなら さようなら