少しクセのあるニット帽を 被ったりして クセのある歩き方で並ぶんです でも早足な貴方は 直ぐ私の先を行くんです そして待ちぼうけ 街の中でふとした時の 「愛してる」 変わったのは それをいう時の左手なの ポケットの中迷子の右手 冷たい指を冬に隠して 悴んだ時間を溶かさないように ホットレモネード ゆらゆら滲む景色の向こう ホットレモネード 貴方の笑う横顔が遠い グラスの天気を曇らせている 纏わり付いた水滴が 私だって思い知らされるまで 苦い言葉を 吐き出してくれたらいいのに 優しさが降り積もる度に見失って 温もりを感じる度怖くなって キラキラに溶ける二人 今貴方が想像するのは私かな 点滅する影で思い出が消える様で もう多分書き足されることの無い ストーリー 予感してたのに笑い合って 空の箱にリボンを結んで 去し日々の虚像を見繕うように ホットレモネード 冷めたらもう さよならしよう ホットレモネード 今だけあの温もりを共に グラスに両手を繋いだままで 纏わり付いた優しさを 貴方だってまた思えるように 甘い言葉で満たして 12月の風の香りと人混みの中で 二人ぼっちは 嘘をつき合って進めない 寄り添っても離れてるままじゃ 笑ってても泣いているままじゃ 渇きと寒さを凌いで心を潤した ホットレモネード ゆらゆら滲む景色の向こう ホットレモネード 貴方の笑う横顔が遠い グラスの天気を曇らせている 纏わり付いた水滴が 私だって思い知らせて ホットレモネード 冷めたらもう さよならしよう ホットレモネード 今だけあの温もりを共に グラスに両手を繋いだままで 纏わり付いた優しさを 貴方だってまた思えるように 甘い言葉で満たして 本当の貴方で満たして 最後だから バイバイ バイバイ