鏡に映った姿を今重ね合わして 子供の頃に夢見たあの光景が 忘れられなくて 気づけばまたここで歌っている 窓の外では静かに雪が降って 街が白くなって 読み聞かされた絵本の中にあった 首飾りが欲しくて 次の旅の準備を 鏡に映った姿を今重ね合わして 思い出そうと 気づけばまたここで歌っている 夜になってしまうと また違う何かが 僕らを飲み込んで 別人にするんだ 君だけじゃないよ 迷子になっても 目が覚めた時は ゆっくりと帰っておいでよ 鏡に映った姿を今重ね合わして 思い出そうと ゆっくりと目を閉じた日も 子供の頃に夢見たあの光景が 忘れられなくて 気づけばまたここで歌っている 夜明けと共に 雪が溶け出して光が差して 埃のかぶった絵本をまた開けば 思い出せるから