行き場を失った僕は 雨音をひとつずつ集めて 僕の心は空っぽにはならないから 溢れる悲しみや苦しみ 嫉妬 透き通るその瞳で 見ないでくれよ 誰からも愛されてきた 君みたいな偽善者には 到底見抜けないだろう 僕が今までついてきた嘘を 俯いて歩く 濡れた空に君を重ねて 通り慣れた四つ角に 彷徨ったみたいだ 集めた音色が今 動き出そうとしてる バブルの雫となって 臆病な僕の足元を 君のいる未来まで 導いてくれないか どちらにしようかな 左右に揺れる振り子が またひとつ増えたんだ 止まれの合図 どこで見つけようか なのなの どちらでもないを選択しては この先あと先後悔ばかりで 情けない 僕を隠して 雲の隙間から 差し込む光を追いかけてみる 「今日はいい日だね」と君と 向き合えるように 心臓のリズムでほら 弾け出そうとしてる バブルの雫となって 臆病な僕の鼓動を 君の心の中へ もう一度 響かせてくれないか 散らばるバブルを 空に戻せたら 勇気を 手に入れられる 集めた音色が今 動き出そうとしてる バブルの雫となって 臆病な僕の足元を 君のいる未来まで 導いてくれないか