さあメロディーボックス 開けてみれば 聞こえてくる旋律が ほらメロディーボックス あの思い出を 奏でているよ <♪> 「悪くはないさ」と 言い聞かせてる 健気な僕の近頃が 何か物足りないのは 真夜中過ぎに上の部屋から 漏れてくる声のせいじゃない それは分かってるけど 窓辺に置いたままの くたびれたオルゴール 懐かしいメロディーと共に 忘れてたあの日々が 小さな箱の中に溢れてる さあメロディーボックス 開けてみれば 聞こえてくる旋律が モノクロの思い出に色を付けて 僕を包むよ <♪> 君が怒っている理由は僕が 電話に出ないからなのは さすがに分かってるさ 二人で買ったけれど ウチにあるオルゴール そっと蓋を開けると すぐに流れ出すその曲が 僕に「謝りなさい」と告げてる このメロディーボックス 詰め込んできた 僕達の思い出が ほらもう一度 奏でていくよ 綺麗なハーモニー <♪> そんな風に僕の歌も いつの日にか君の胸に 大事なものを刻みつけるように 永久の響きになれ さあメロディーボックス 口ずさめば 笑顔がこぼれてくる ほらメロディーボックス あの思い出を 奏でているよ 思い出は色褪せて 街並みは移ろうけど ほらメロディーボックス 響いていくよ いつまでもずっと メロディーボックス いつの日にも ほらメロディーボックス 君の胸に