深い闇が包む海の底 沈みながら静かに朝を待つ 繭に灯る蝋燭は吹き消されるの 遊びみたいに 約束の言葉なんて意味を持たない 初めから解っていたのなら 綺麗に裏切って欲しかったのに 嗚呼 深く焼き付いた傷は今も覚えてる 熱く燃えるこの夜はいつか溶けて灰 になる もう忘れないよ ただ静かに眠らせて チクタクと秒針が切り刻む 罪は優しい言葉で塗り重なる 泳ぎ疲れた眼はまた滲み出すの 夜が明けるまで 愛した異形のアートは憂いに染まっ て 伸ばした手は脆く儚くて それでもまだ強く願う 嗚呼 深く焼き付いた傷は今も覚えてる 熱く燃えるこの夜はいつか溶けて灰 になる 歪みきって奏で散る毒牙 命揺らしてる 明日に怯える嘆きの声もそう きっと終わるでしょう もう忘れないよ それでもそっと歩き出す