音がなくなった夜の街に 飲み込まれてしまうような 弱⾍な僕ら二人で踊ろうか 遮るものなど何もない 今夜だけ⾃由でいさせて 虚ろになった輪郭に灯りも消して 間違ってしまった互いの線を この夜に溶かしていく 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 呼吸が⽌まるまで踊りたいな 他には何もいらないよ 泣き虫な僕ら⼆人で笑おうか 滴る一雫 濡れたバスルーム 裏返しのまま揃ったハイヒール 酔いが覚めてしまう前に 全てを消して 異なり繋がった点と線で ⼄女たちは溶けていく 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて 夏が来るよ僕らをのせて まだまだ終わらない 終わらないで 擦り切れた⼋月 貴い明を まだまだ終わらない 終わらないで 掬いあげた刹那さを