午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがひねり潰した 空き缶の悲鳴だったのかもしれない 毎夜隠せていたはずの傷を隠せなかったそんな夜 僕は誰かの夢を奪い取って自分の傷に塗りたくった 本当に憎いものなんて右と左の足で 踏み倒せる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 午前5時の幻を金属音がつんざいた それは誰かがついに終わらした 命の悲鳴だったのかもしれない 本当に大事なものなんて右と左の腕で 抱えきれる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい 目に見えない太陽の熱を知った 今日も僕は照らされる資格があるのかい