MahorA

歌詞

影差し諦めた 報われぬ最期 絶えゆくものから 湧き出す息吹が 今この身成すと 悟り閃けども 渇き知るまでは 持て余す良心 この道ゆけば楽園と 謳った時代はとうに去ったの 夢に生きた日よ 身罷ることを恐れだと 知るのは今はもうふたりだけ さあ、どうするの? もいちど忘れよう まほらよ 凍て返る春の日仰ぐ 月見知らずの夜 穏やかに揺れて消える さざなみの響きよ この世で 永久（とこしえ）にさあ息づけ 桐一葉の様な 移ろいもいつか 灰降る景色に 変わると嘆いて どの地の色をも 同じく染め上げ 束ねることなど 決して出来ぬだろう 幾億年と光さえ 届かぬ遠い惑星 数えきれぬ 夢と生きた日よ 愛知ることを幸福と 知るのは今はもうあなただけ そして、私と… 東風揺れる 理想郷 途絶えなき命の往環（おうかん） 涙知らずの朝 未だ名も無き色放つ 綾羅（りょうら）纏い謳う その身よ 白代にも咲き誇れ この道ゆけば楽園と 謳った時代はとうに去ったの 夢に生きた日よ 生受ける日をよろこびと 携えた名を思い出して そう、いつかあなたと… もいちど忘れよう まほらよ 凍て返る春の日仰ぐ 月見知らずの夜 穏やかに揺れて消える さざなみの響きよ この世で 永久（とこしえ）にさあ息づけ