もうここにもいれそうもない そんな思いが胸を 締め付ける 刻んでく 灯の消えた夜に もうここさえいれそうもない そんな思いが足を 震わせる 立ち上げる 月の燃えた夜に ああ、笑いあったことも ああ、ふざけあったことも 全部 流れて落ちる あの星のかけらのようだ それはまるで 瞬きの瞬間 電車に乗って ゆらりゆられて 街の灯りが遠のいていく 線路の軋む音だけが響く 窓を開けて 顔つき出して 真っ暗闇に風を感じた 遠くで海が鳴いてた ああ、愛しあったことも ああ、憎みあったことも 全部 光っては落ちる あの夢のかけらのようだ こぼれては溜まる あの星の砂のようだよ なにもかもが 塵になって舞い上がった それはまるで そう 瞬きの瞬間