青い春にくたびれたシャツ 懐かしいシャンプーの匂い 揺れるハンガー 子供が笑う声 元気でいますか? さよならと蕾が膨らんで 胸に帰ってきてしまうよ 開けっ放しにした窓 遠くで鳴るチャイム 吹き込んだ春一番 好きだった こっそり溶かして飲み干した 好きだった ずっとそっとそっと 気がついたら鼻歌交じり 君が口づさんでたバンド 揺れるカーテン窓側の席 覚えていますか 校庭の桜の木の下に 置いてきたつもりだったのに 流しっ放しのラジオ いつしかの3月9日 吹き込んだ春一番 好きだった あの日見つめた貴方のまま 好きだった ずっとそのままずっと 好きだった