錆び付いてもう夢も見ない月 諦めて手を伸ばさなくなった木々たち 水面に映らない希望の灯 止まっている景色は早とちりした幻影 迷わず空をはみ出す君を思い出せるか どこへ どこへ今向かおう 目には 秘めていた情熱 地図から消した憧れまで昇れ 風に流されたふりしながら 彷徨って明日を見失った霧 引っ掛けた言葉の糸 絡まった思惑 破れた胸の奥にかすかな光が差す どこへ どこへ今向かおう 目には 秘めていた情熱 いつか思わぬ風に飛ばされ 何か変わっても相変わらず きっと旅の途中さ 冷えた声を温めたら 地図から消した憧れまで昇れ 何度でも君は鳥になって