Track by石原裕次郎
寂しくていつまでも 眠れないのは あの女が お別れを 告げていったからさ 碧い・・月のひかりも泣いて 男の部屋の 小窓を濡らす あゝ真夜中の 十二番街 まごころで愛し合い 短いけれど それだけに美しい 想い出になるのさ 遠い・・汽車の汽笛も辛く 男の胸の 空ろに沁みる あゝ真夜中の 十二番街 スタンドの灯を点し そっとかけよう LPのレコードは あの女のかたみさ 白い・・バラのつぼみも散って 男の恋の 終りを歌う あゝ真夜中の 十二番街