忘れかけた夏の かすかな気配を 淡い風のなかで 今ふと思い出す グランドの土と汗 過去の記憶と共に 高く空へ託して 陽の光に誘われて 記憶の先に 思い馳せる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ 風の香りに足を止め 切なさの影を 踏みしめる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ 流れる波風と 懐かしい香りを もう一度取り戻して 明日へと走り出す 響くセミの鳴き声 心の中へ溶けて 高い空を見つめて 陽の光に誘われて 記憶の先に 思い馳せる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ 風の香りに足を止め 切なさの影を 踏みしめる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ 空へ飛び立つ蝉と花火 眺める先に夢をみる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ 風の香りに足を止め 切なさの影を踏みしめる 駆けていくよ 明日へ 君を連れて 夏へ