窓から見える桜の花びらは 去年と変わらないけれど ここから見るのもこれが最後 桜をみるたびに思い出す気持ち きみを目で追いかけて いつも桜が見える場所にいた いろいろ言い出せなくって でも立ち止まるのはできなくて それでも毎日が楽しかった きみがいたから 毎年さくらの季節はやってきて その花びらをわたしに見せる でもあのときの桜はもうない 春になるたびに思い出す気持ち きみと歩きながら話した でももうなにも覚えていないよ いろいろ言い出せなくって でも言いたくて失うのが怖くて それでも毎日が楽しかった きみがいたから そしてまた桜を見る 時を超えてきみがわらいかける あぁこういう思い出があるから きっと人は生きていける どれだけ変わってしまっても 同じ時間を過ごしていたんだね そこからそれぞれ道へ 生きているから