もしも 何らかの罰ゲームかなんかで 背中に何らかのタトゥーを 入れなきゃいけなくなったとしたら 迷わず君の顔を彫るよ いつも泣かしてばかりだったから せめてそんなときくらい 笑ってる君の顔を彫るよ "どこほっつき歩いてたの?" ふくれっ面で訊いてくる 君が居なくなって どこにでもほっつき 歩けるようになったはずなのに 何故かどこにも ほっつき歩きたくなくなった‥‥ 風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくは いつだって君に向かって ほっつき歩こうと してたんだもんなぁ <♪> 元気でやっているかい? ムシのいい話だけど たまにはぼくのこと 思い出してくれよ ぼくは今 ふらり立ち寄った 焼き鳥屋のカウンターで 鼻の穴にマリッジリングを 突っ込んで 他の客達から ドッカリ笑いをとっているところ "もうちょっと まともな 歌は歌えないの?" ふくれっ面で訊いてくる 君が居なくなって どんな歌でも 歌えるようになったはずなのに 何故かどんな歌も 歌いたくなくなった‥‥ 風来坊 そっか そっか そりゃあそうだよなぁ 風来坊 だってぼくは いつだって君に向かって 歌おうとしてたんだもんなぁ 風来坊‥‥ だってぼくは いつだって君に向かって ほっつき歩こうと してたんだもんなぁ <♪>