形ない心を口に出したとき 何かが壊れてしまうとしたら 僕のプライドだけだ 向こう岸の君は顔が見えなくて いつもの一等星はぼやけて 奪えないでいる いつまでも足りない距離の真ん中で 鼓動がわかるほど近くで 唇に指を当ててさ 隠し事を囁けたら 届かない距離の先端で また眠れない夜が舞い降りて ただ君に会いたくなるんだよ 幼い感情を隠せば隠すほど 誰かが君の傍にいること それが苦痛に変わる 食事や仕事もままならないまま 回路を食い破ろうとしてる 孤独の夜 本当は情けない僕を砕いて ステレオの音で掻き消して そのままボリュームをあげたら 聞こえないように囁くよ 派手にこぼれた夕焼けも 路地裏の気にかけてた猫も ああ 色を失おうとしてる 聞こえる? この音が 君の見せる夢が反射して (It'a secret...keep a secret...) こんなにも醜い僕を見せる (It'a secret...keep a secret...) いつまでも足りない距離の真ん中で 鼓動がわかるほど近くで 唇に指を当ててさ 隠し事を囁きたい 届かない距離の先端で また眠れない夜が舞い降りて 今君に会いたくなるんだよ まだ秘密は僕だけのもの