旅人は荒野をゆく 疲れた身体引きずって 太陽に手を伸ばしてる 瞳はひどく透きとおって 何処を探したってきっと綺麗な水なんか無いのに そんな事は初めから分かっていた筈なのに 旅人は荒野をゆく 戻れない旅路をゆく 燃え尽きてゆく惑星にちっぽけな影を伸ばして 探し物なんて本当はもうどうだっていいんだろ? 歩き続けてゆく為に歩き続けてゆくんだろう 名前も忘れるほど世界は続いてゆく 途方に暮れるような無数の星の下で 絶体絶命の毎日を突き抜け銀河に届け 果て無き大地を蹴り上げて命よ天まで届け 旅人は荒野をゆく 疲れた身体横たえて 月光に手を伸ばしてる 瞳はひどく透きとおって 何処を探したってきっと綺麗な水なんか無いのに そんな事は初めから分かっていた筈なのに 夢見る風待ち人 手を振る幻人 あなたの面影さえ掠れて消えてくけど 正体不明の絶望に心が殺されぬように 泣き顔のままで笑ったら旅路は花びら景色 絶体絶命の毎日を突き抜け銀河に届け 果て無き大地を蹴り上げて命よ天まで届け 旅人よ そして今永遠の荒野をゆけ