「泣かないで」 優しい瞳でずっと側にいた ママのように高く抱いて 空を捧げるよ 名前など持たなくてもいい 今はただ百合が香れば 小さなこの部屋からでも手を伸ばす 青い空ならば 今でもここで何も知らずに そう 子供のように柔らかな産声あげて あなたに見せてあげよう 哭くように歌う空 綺麗だよ 揺れるように きらり 光る 目を閉じて 赤く 燃えて今を象るの 答えなど誰も知らないと 静かに色も失せたけど あなたに出会えたこの日は 胸に刻む 青い空の下 いつでもさらってみせる だけどあなたの寝顔がまだ夜に透き通って 青い空ならば 今でもここで何も知らずに そう 子供のように柔らかな産声あげるよ あなたに見せてあげよう 咲くような朝陽を あなたに全てあげたい 明日と青い空