零れて落ちる希望の雫 また掬い上げても意味が無いと ここで終わりにしても誰一人 君を責める事なんてしないだろう この世界は残酷で 目を背ける君に 哀しみを与える手を 決して止めはしない 全て失った無音の闇に 聞こえずにいた声が呼びかけていた まだその命の灯を燈して 見ようとしなかったものに 目を合わせて 祈りは風に乗って 絞り出した声に 反応して波動は絶望を砕いていく 消さないで 芽生えた願望 渇き焦がれるほど輝いて 膝をつき嘆いていても 救いの手は 掴もうとする者にしか触れない この世界は明白で 諦めない君に 誰もまだ知らない可能性を示す 閉じないで 宿した衝動 激しく震えるほど息づいて