歩いて来た道を 振り返り目を閉じる 声が聴こえる 懐かしいあなたの声 傷だらけのその腕で 右手に握り締めたこの刃ごと あなたは私を 強く強く 抱きしめる 何もかもが歪んでいた 裏切りながら"信じなさい" それが仲間だと言うなら どうして憎しみあってるの? 信じたいものは何? 伝えたいことは何だった? いつか鎖した扉の向こう 千切れたもう一人の自分が居る 決して消えることなく 絶望の縁 ココロの崖 美しい景色 左側の温もり どれだけの痛みを伴って どれだけの絶望に堕ちても あなたを想うだけで 私は何度でも 息を吹き返す あなたが私にくれた ココロや 言葉や ぬくもりが 今この瞬間 黒い海に 光の矢を放つ