乾いた風が吹く街は凍えている いくつの季節がそっと音もなく 過ぎ去ったのだろう 行き交う人は皆重い荷物背負って 遠くに揺れるかげろうの中に 明日を見つける この手をこぼれ落ちる 砂のような感情 あの時胸に刺さった 言葉がふいに疼くけど 果てない夜を数えながら 自分の破片探していた 失う程にこの思いが確かになってく 今ならきっと歩いていける どこまでも どうしてこの空は こんなに広いのだろう叫んでみても 声にならなくて涙があふれた 自由に風切って 鳥たちは何処へ行くの? 過ごした時間のように 同じ場所に戻れない このまま夢をあきらめても 高鳴る鼓動おさえきれない いつかはきっと近付きたい あの雲の高さ もう一度心に翼広げ旅立とう 必ずたどりつけるはず 果てない夜を数えながら 自分の破片探していた 失う程にこの思いが確かになってく 今ならきっと歩いていける どこまでも