雨にけむる 街並を 息をきらして かけ続けた つきささる 吐息をはいて 駅への路 かけ続けた わかってたよ 俺らじゃだめさ でも二人 生きてきたんだ とぎれた電話は 生きてゆく 悲しさに 泣く君の声 しとしと五月雨 わだかまり 君さえ いてくれたならば 走る車の泥に たたかれ 見上げた時 街が泣いてた <♪> とぎれとぎれに 靴音が 駅の階段に 響いてる 楽しく過ぎて行く人ごみ 切符をにぎった 君がいた わかったよ どこでも 行けばいい 俺らをふりきって 汽車の中 思わずたたく ガラス窓 君はふるえ 顔をそむけた しとしと五月雨 またひとつ ネオンが 夜にとけてく たよりない心傷つけて 裏切りの街角 過ぎて来た <♪> しとしと五月雨 プラットホームを 今 想い出が 走り出す 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった 発車のベル 叫び声の中 あの人が 見えなくなった あの人が 見えなくなった