歩き慣れた道を少し歩幅ゆるめ 思い出をなぞるように歩いてゆく 古い家の角を曲がり右に15歩 初めてのキスをした ブランコだけの公園は小さな花屋 二人が好きだった映画のヒロイン今は年老いて 面影残したままの笑顔に あの日蘇る 流星のタイムカプセル 記憶の数だけ降り注いで あれから幾つも夜を超え あなたの理想にあたしも 少しは近付いた? 月とかくれんぼした ビルの隙間抜けて 待ち伏せた駅のベンチ あなたのイニシャルと想い 刻み込んで 作り笑い ウソなき覚え 不器用だったあの日愛しい あなたが欲しがるくらいの笑顔 輝いているかな? 流星のタイムカプセル 記憶の数だけ降り注いで 飽きる程話してた夢 あたし抱いたその指はね 届いているのかな? 流星のタイムカプセル 記憶の数だけ降り注いで 見守ってくれた空には 星屑のレールあの日の二人の足跡